こんにちは

本日のブログは

「セラミック治療」

についてお話いたします

 

歯科医師がセラミック治療について解説いたします

 

よく聞かれるのが

「セラミック治療をすればもう虫歯にならなくなる？」

「他の治療法より痛くならない？」

と質問を受けます

よく聞かれる質問について歯科医師が解説していきます

 

①「セラミック治療にすればもう虫歯にならなくなる？」「一生もつの？」

→「虫歯にならない」のではなく「他の治療法より虫歯になりにくくなる」

セラミックは他の治療法（レジン治療や銀歯）と比較してセラミック表面に汚れが付きにくいです

しかしながら残っている自分の歯に汚れ、プラークが付着するとそこから虫歯になってしまいます

虫歯でセラミック治療した所なら、「虫歯になりやすい箇所」ということになります。

虫歯になった理由は「セラミックを入れてなかったから」ではないはずです。「ブラッシングが不十分だったから」など他の理由で虫歯になったのだと思います

虫歯の再発リスクを「軽減」する目的でセラミックを入れるのはよい選択だとは思います。しかし一番重要なのはやはり日ごろのブラッシングであったり、定期健診となります。

同じ理由でセラミックを入れたとしてもブラッシングが不十分だと虫歯になるリスクは高くなり、数年でやり直しとなることもあります。

②「他の治療よりは痛くない？」「他の治療よりかは痛くならない？」

→治療中は麻酔をすることがほとんどなので治療中の痛みは他の治療とほぼ変わりません。セラミック治療を行う場合、削る量が他の治療法より若干多くなります。術後、神経に触り神経の治療が必要になる時があります。

セラミックにしろ他の治療法にしろ治療中は麻酔をかけて行うので、治療中の痛みは変わりません。

セラミック治療では、セラミック自体の厚みを増やし強度を持たせるために削る量を大きくする場合や、セラミックの色をきれいに見せるために削る量を大きくする場合があります。

削る量を増やすために、神経に刺激がいき、術後に痛みが出る場合があります。

もちろん虫歯の治療でセラミックにする場合も、もともとの虫歯が大きい場合、術後どうしても痛みが出る場合があります

セラミック治療だから痛みが少ないということはありません。

 

③「変色はする？」

→セラミックは変色がほとんどない素材になります。

セラミックは変色がほとんどありません。

レジン（プラスチックに近い素材）などは経年的に変色を起こします。だんだんと艶も落ちてきます。

ご自身の歯も経年的に色が変わるので逆にセラミックの色が白く浮いてくることもあります。

セラミックは歯に近い色合いをしているので、他の治療法に比べ色を合わせやすいです。

まとめ

セラミック治療は汚れの付着を少ないので、虫歯のリスクを「軽減」させます。色は合わせやすく審美的です。

 

 

ベオデンタル本川越クリニック

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